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医師の転職に年齢は影響するのか
ここでは、医師の転職における年齢の影響について解説しています。
一般的な業種とは異なり、医師は年齢が理由で転職に不利になるケースは、あまり多くありません。若い医師の指導的立場にもなれることから、むしろ歓迎されることすらあります。その意味において、医師はセカンドキャリアを形成しやすい職種と言うことができるでしょう。
年齢は医師の転職にどう影響する?
結論から言うと、年齢は医師の転職にほとんど影響しません。むしろ年齢を重ねたスキルのある医師のほうが、転職に有利になることすらあります。
一般的な職業では、年齢が上がれば上がるほど転職で不利になる傾向がありますが、基本的に医師にはこの傾向がありません。十分な人材が確保されている一部の総合病院・大学病院などでは若い医師を採用を優先するケースもありますが、そうではない病院においては、若い医師にはないスキルを持つベテラン医師は、逆に歓迎される場合すらあります。
とりわけ医師が不足している地域では、さまざまな領域の知識や経験を持つベテラン医師は、非常に重宝される人材として迎え入れられることでしょう。
職場別の考慮すべき転職年齢
医師の転職先を大きく「総合病院」「中小病院やクリニック」「産業医」の3つに分け、それぞれで考慮すべき転職年齢を見てみましょう。
総合病院
総合病院・大学病院などは教育制度が整っているため、向上心のある若い医師が多く集まる傾向にあります。
一方で、それら若い医師の教育の担い手として、豊富な経験や知識・技術を持つベテラン医師も歓迎されることがあります。とりわけ指導医の資格を持つ40代後半から50代前半の医師は、総合病院・大学病院での指導的な立場として重宝されることが多いでしょう。大学病院であれば、教授として迎え入れられる可能性もあります。
なお、総合病院・大学病院にベテランの立場として転職したいならば、院内に新しい診療科が立ち上げられるタイミングが転職時期として狙い目です。
中小病院やクリニック
中小規模の病院やクリニックでは、フットワークの軽い即戦力としての医師が求められることが多い傾向があります。たとえば、ある程度の臨床経験を持ち、かつ体力的にも脂ののっている30代の医師は、特に重宝されることでしょう。
もちろん、中小規模の病院やクリニックであっても、40代や50代のベテラン医師が転職できないわけではありません。指導者や管理者を必要としている医療機関であれば、規模の大小にかかわらずベテラン医師の需要は高いと言えます。
なお、たとえ規模の小さい病院であっても、大病院と同様に指導医資格を持つ医師は転職で有利になる傾向があります。
産業医
ワークライフバランスを重視して働きたい医師の間では、産業医への転職も注目されています。
産業医の雇用形態には専属と嘱託の2種類がありますが、もし専属で働きたい場合にはその会社に所属(就職)することが前提となるため、会社の規則に応じた定年の年齢が設定されています。長く専属の産業医として働いていきたい場合には、ご自身のキャリア形成に向けたタイミングを考慮し、なるべく早め(遅くとも40代まで)に産業医となる準備を整えたほうが良いでしょう。
なお産業医は、ワークライフバランスが良好な働き方として、多くの医師から人気の転職先です。一般的な医療機関とは異なり、産業医の道は狭き門であることを理解しておく必要があるでしょう。
幅広い年齢でねらい目なのは精神科医
総合病院であれ中小病院であれ、転職を考える際にあわせて考慮したいテーマが転科です。転職にあわせ、これまでの診療科を変える医師は少なくありません。「新たなキャリアを形成するのが大変」と感じる医師もいるかもしれませんが、逆に「新たなキャリアを形成できるチャンス」と前向きに考える医師も多くいます。後者のように感じられるのであれば、転科を前向きに考えていってはいかがでしょうか。
転科先にはさまざまな領域がありますが、特に注目したい領域が精神科。若い医師であれは、早いうちから経験を積んで独立につなげやすい診療科が精神科です。またベテラン医師であれば、これまでの他科での診療経験を十分に活かせる診療科が精神科です。精神科は、幅広い年齢層の転科先として適した診療科なので、転職をお考えの先生は精神科への転科という道も検討してみるようおすすめします。
なお近年、発達障害への注目や高齢化による認知症問題などを背景に、精神科医への社会的ニーズは拡大中です。先生のキャリア形成はもとより、社会貢献という視点からも、精神科への転科は意味のある選択となるでしょう。
転職・転科によるセカンドキャリア形成の相談はエージェントへ
いま転職・転科によるセカンドキャリア形成をお考えの先生には、医師向けの転職エージェントを活用するようおすすめします。
医師向けの転職エージェントは、常に多くの病院と付き合う形で情報を直接リサーチしているため、医師同士の噂話や知人医師の話からは得られない各病院の内情を多く蓄積しています。失敗のない転職・転科のためには、医師向け転職エージェントが持つ強みを活用することが有効です。
当サイトでは、近年社会的ニーズが高まっている精神科専門の転職エージェントをご紹介しています。転職をお考えの先生方は、ぜひ当サイトの情報を有効にご活用ください。
優秀な転職エージェントと出会い、最大限に活用するためには、各社の得意な傾向を見極め、転職活動における各段階で、適切に相談する必要があります。
独自の知識が必要とされる精神科医の転職では、まず専門性の高い転職エージェントへ相談し、自分の目的や経歴を明確化。その条件に合った病院の求人を紹介してもらうのが得策です。
それと並行して、医療従事者からの支持を集める、言い換えれば利便性が高いエージェントを活用。それでも決まらないようならば、最終手段として、求人数の多いその他大手転職エージェントへ登録をするという手順を推奨します。
まず、専門性の高いエージェントに相談する
「精神科医の転職相談室」
転職エージェント ※1

(https://doctor-seishinka.com/)
精神科医の転職を専門的に扱うため、精神科医が求める転職の条件、病院側が求める医師像の両方を熟知した上での求人紹介が可能。魅力的な職務経歴の記載方法、面接対策などのレクチャーも受けられる。
次に、利便性の高いエージェントに相談する
「M3.com CAREER」
8年連続1位 ※3

(https://career.m3.com/)
会員数29万人を超える日本最大級の医療従事者向けポータルサイト「m3.com」を運営するエムスリーグループの転職エージェント。多くの医師が使用していることで、その利便性の高さが伺える。
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(https://www.medical-principle.co.jp/)
1997年創業の老舗転職エージェント。臨床研修指定病院から個人開業のクリニックまで、幅広い求人を掲載している。全国各地に拠点を設けることで、エリアに特化した情報も提供している。
※1:2021年1月時点、編集部調べ
※2:2021年3月ゼネラルリサーチによって行われた、全国の20代~60代の医師に約1,000名を対象としたアンケート結果(https://doctor-seishinka.com/)
※3:2020年2月時点の情報、「M3.com CAREER」公式HPより抜粋(https://agent.m3.com/lp/parttime/adv_reason2/entry)
※4:2021年1月時点の情報、「M3.com CAREER」公式HPより抜粋(https://career.m3.com/admin/service)
※5:2020年11月16日時点の独自調査での情報、当サイト掲載のエージェントおよび求人サイトで精神科医の求人方法を最も多く掲載